すぐに稼げる文章術

すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)

日垣氏がどんな事を書いてあるか興味があった。
だんだん判ってきたのだけど、日垣氏の本は後半の方が面白い。
前半は順序立てて話が進むのだけど、文章が稼ぎたくて読んだわけではなかったので、「ふーん」と思う程度だった。興味がない読者にも読ませるのだから、日垣氏の凄さかもしれない。
面白かったのは、第6章の「こうすれば稼げる Q&A」。考えてみたら、自分が対談形式の方が好きなだけだと言うことだ。抽象的な事よりも、具体的な話に落とし込んでくれないと理解が進まない、ということかもしれない。
7章で紹介されていた本を数冊だけ、amazonで注文した。校正の本まで買ってみた。本を読むことで楽しいのは興味を満たすことだもの。

第１章　「どう書くか」より「どう読まれるか」
第２章　「初級編」こんな悪文を反面教師に
第３章　「中級編」実務文はこう書けば生まれ変わる
第４章　「上級編」ネットで生き残る智恵
第５章　発想の訓練法
第６章　こうすれば稼げるＱ＆Ａ
第７章　文章で稼ぐための必読３３冊