戦場取材では食えなかったけれど

戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書)

戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書)

これも日垣本。
戦争に関するジャーナリズムに関わった人達の、生の話は興味深い。
戦場に関する興味の持ち方・関わりかたが、それぞれ違う。当たり前だけど。
これは年代の違いだろうか?911のTV放送は、深夜に何故か目が覚めた。
TVを眺めたらニュースが流れていて、寝惚けた頭で放送を眺めていた記憶がある。
自分にとってはこの事件やイラクへのアメリカの侵略は遠い話ではないのだけど、作中に出てくる人達には違うようだ。
ベトナムの話の方が身近な話らしい。地理的に近いから身近なのかもしれないけど、時代が遠すぎて過去の歴史にしか思えない。

戦場に行かなかった父から子へ
第1部 職業としての戦争取材(食いつめたらカタギに戻り(加藤健二郎×中川昌俊×日垣隆)
「ペンかパンか」の発想を超えて(中川昌俊×日垣隆)
愉快な隙間ビジネス生活(加藤健二郎×日垣隆))
第2部 戦争ジャーナリストに未来はあるか(ベトナム戦争は終わっていない(竹内正右×日垣隆)
ポル・ポトのシンパと呼ばれても(馬渕直城×日垣隆)
真実を伝える矜恃(馬渕直城×竹内正右×日垣隆))