「ナツノクモ」と「家政婦が黙殺」

ナツノクモ 1 (IKKI COMICS)

ナツノクモ 1 (IKKI COMICS)

篠房六郎の本。
百舌谷さんの作者の昔の作品。意外に巻数があって全8巻もあるみたいだ。
ストーリーはなんだか追い辛いけど、ネットゲームをやってたことがあるせいか面白い。
「やさしいこどものつくりかた」のほうが好きだけど。
仮想の世界とオフラインの世界をつなげた世界観だと、読んでる身としてはイマイチ現実感や面白味を味わうのが辛い気がする。
この漫画に限らず小説や他の漫画でも。
作品の題材としてこなれてナイせいなのかな。
新装版として出てた「家政婦が黙殺」は文字が多くて、本に読み慣れてる人じゃないと辛そうだ。漫画を読むときには、ぼけーっしたい。この内容で吹き出しが少ないと話の流れがまったく分からなそうだけど。自分の好みからすると、この単行本は好きだけど。旧版持ってるのに新装版を買うぐらいだ。


タグを貼り付けてて気付いたのだが、旧版はアダルト指定なのだな。表紙が出てこないし在庫もないみたいだ。
中身も変わってるのかな?熟読してないから気付いてないけど、途中に短い説明文みたいなページは増えてた。
旧版では、そんな細かいことは書いてなかったと思う。
そんな事を思いながら、新版をパラパラしたら増えてた漫画を読んでみた。作者が女性の姿で描かれてる。
次のページの後書きでは俺と言っている。
女性キャラの描き方からすると女性の気もするんだけどな。
後書きからは、ポコチンの「ぬくもり」が伝わってきました。
この手の作風の短編集が続くことを期待してます。

新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集 (KCデラックス)

新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集 (KCデラックス)

家政婦が黙殺―篠房六郎短編集 (カラフルコミックスキッズ)

家政婦が黙殺―篠房六郎短編集 (カラフルコミックスキッズ)