ユダヤ教入門

年末から読み続けていた「ユダヤ教入門」だけど、ユダヤについて概要だけでも知りたいと思っていたのに、読み終えるまでに二ヶ月近くもかけてしまった。
けれど、嫌々だったというわけでもない。
ユダヤ人と普段の生活でも仕事でも、関わることがないからどうでも良いことなのかも知れないけど、文字の上ではよく見かけている。
それなのに、ユダヤと聞いても何がなにやら分からなかった。
とある本で「ユダヤ教入門」がユダヤについて知るのに良いと書かれていたから、たまたま読み始めただけだ。
けれども、なかなかに興味深い。
日本にも神道があるし、仏教も一応ある。
どちらも日常的に接する宗教だけれども、この本を読むことによって、ユダヤ人はユダヤ教と不可分なものだとわかってきた。
信者があちらこちらに難民みたいな扱いになったりしてるから、ユダヤ教を信仰しない人はユダヤ人では無くなってしまうようだけれど、もし流浪の民族でなかったならば、日本における神道みたいになったりしたんじゃないかと思った。
信者を増やすための活動は積極的におこなっていないようだし。
そこら辺も神道のようだ。
日本人だけどユダヤ人とかって人はいないのかな?この本を読む限りだと、居ないと思っても良さそうなんだけど。
現在の日本での生活はどうなのか聞いてみたい。

目次
1. ユダヤ人とは誰か
2. ユダヤ教キリスト教はどのように分裂したのか
3. ユダヤ教はどのように発展してきたのか
4. 暦と祝祭
5. 霊的な生活―祈り、瞑想、トーラー
6. ユダヤ人の家庭を作る
7. ゲットーを出て旋風の中へ
8. 20世紀のユダヤ教
9. 「永遠の法」と変わる時代

ユダヤ教入門

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