スパイのためのハンドブック

積読になっていた。
佐藤優が、どこかの新書で勧めていたので購入してみたのだけど
他にも積読で終わっていたのを優先していたので、二ヶ月ほど放置していた。
読み始めて、積読は失敗だったと後悔した。


昨晩から読み始めたのだけど、あっというまに読み終えた。
イスラエル臭があまり感じない(知らないから分からない?)のが少し寂しかった。
けど、好奇心が旺盛な人には面白い読み物だと思う。
普段の生活とは離れた非日常、けれども実際のことが描かれている。


興味を惹きつけるのは、後半部分。刑務所のあたりは特に興味深い。
出版されたのは、1982年と少しので今とは事情が違うのだろうけど
非日常を感じることができるのは楽しい。
本もそれほどの厚さがないので、さっくり読めた。
図書館で見かけたら、その場でさっくり読んでみるのを勧めたい。

 第一章 あなたのスパイ能力をテストする
 第二章 スパイはどこからやってくるか?
 第三章 スパイの養成
 第四章 第二の皮膚
 第五章 手がかりを与えるな
 第六章 スパイと異性
 第七章 功績に対する金銭的報酬
 第八章 大きな嘘には小さな真実を混ぜよ
 第九章 拘置所、刑務所、懲冶監
 第十章 引退したスパイ

スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)

スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79)