ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!

昨日からちびちびと読んでいた。
例に出されるのが、アパレルや食品の小売り(パン)などを取り上げているので、それなりに面白い。
複雑な問題も、その要素となる部分を個別に解析(観点を変えるのか?)すれば、なんとかなると言うことらしい。業務のコンサルタントみたいなのをやりたい人にとっては興味深く読めるかも知れない。
学生だとその場面が想像できないだろうから、かなりつまらないかと。

この本で学んだことは

  1. 難しい問題は、全体を一度に解決しようとはしない
  2. 問題の要素ごとに個別に考えてみる
  3. 無理だと慣習的に思われていることも、諦めずに検討する
  4. 問題に対面している人達、それぞれの立場は重要(相手の利益を考えるのだ)
  5. とある問題も、他の問題と関連付けることで解決策を作ることもできる
  6. 新しい解決策は、どこまで影響があるかを注意深く検討する

考え方は普段の生活でも活用できる内容だった。
特別な頭脳や習慣が必要とせずに実践できそうなのは好印象。
けど、文章がもっと短ければいいのにね。
翻訳書全般に言えるけど、楽しめるけど内容の割にちょっと長い。